MY GEAR

 津軽三味線

くろ

黒檀糸巻きが名前の由来
紅木 金細 綾杉胴
この棹に使われている材料はつるや楽器さんの先代のご主人が厳選し
原木の状態で保存されていた紅木。
職人さんから「勿体ない。原木で置いてた方が良いのでは?」
まだ材料が豊富にあった時代に、専門家が選び保存してあった最高の品。
これと同等の三味線はあるかもしれないが、これより良い三味線は無いと
言い切れる音色。あとは奏者の腕次第。
胴掛は津軽塗。「IRON MAIDEN」のステッカーがまぶしい。

みけ

黒檀、スネークウッド、紅木 で作られた色違いの糸巻きが名前の由来
紅木 綾杉胴
胴掛は天神カバーは知り合いのカーボン職人さんに作ってもらった一点もの。
「SMART BRAIN」社で作られたものではありません。

 津軽撥

鼈甲 象牙台
超最高級品。
ちょっと前なら並紅木の三味線が買える値段。
勿論いただきもの。
生徒さんが良い撥が欲しいということで、楽器屋さんに探していただき
東京から取り寄せた物。
二丁取り寄せて両方購入されて、ご縁があって我が家に来ることに。

鼈甲 黒水牛台
印鑑にも使われる素材。
自分で購入した撥の中で一番古いもの。大事にしすぎてほとんど使ってないから。
天然素材の持ち手は汗等を吸収して、手に馴染むとのこと。
10年前はこのクラスの鼈甲がのってて10万円以下で購入できてたんやなあ。

鼈甲 黒水牛台
いただきもの。

鼈甲 プラ台
津軽の撥では一番スタンダードなもの。
それぞれ音の個性が違うので(鼈甲の右側と左側でも音色が変わる)
同じ素材でも使い分けが楽しい。
ただし消耗品なので、気に入ったものから別れないといけないm (高いピックや)
区別するために持ち手部分にイラストを描いてもらった。

鼈甲 プラ台
プラ台部分に薄い鼈甲を張り付けたもの。
そのため持ち手部分が太く長くなっている。
まだ鼈甲が豊富に使えた時代の一品。まあ音に影響はないんやけど。装飾目的。

人工鼈甲 紅木台
この鼈甲部分がほんまもんやったらスゴイ値段。これぞ鼈甲色!
人工鼈甲も進化してきて、かなり硬めだが使えるなと判断。
2021年1月現在 さらに改良を加えたものを試さしてもらった。かなり良い。
10年くらい前のものを生徒さんに使わしてもらった時、
五分で割ってしまった過去有り

アクリル撥
人工鼈甲が一時手に入らなくなったときに試しに購入。
そこそこ気に入ったので、色付きも購入。
値段が手ごろ アクリル→人工鼈甲→鼈甲の順で高価に。
見た目のインパクト 色も選べる。
オーダーしてから削り出しするらしく、自分の撥を送って
近いサイズにしてもらった。
硬い。すごく。そして軽い。かなり。
津軽撥は持ち手の部分に重りが仕込まれているのだが、それが無いので
慣れるまでは違和感がある。(慣れたら気にならないレベル)





古典及び現代曲を津軽三味線でアレンジしたものをyoutubeにて100コンテンツ以上公開中
同youtubeにて、直接指導を受けられない方の為に教則チャンネルも公開中